小児の心臓検診で来られる方は「心雑音」が最多で、次に多いのが「心電図異常」です。心エコードプラ検査はその原因を的確に診断でき、心内構造の異常を発見できます。
当院では乳幼児・学童の心臓検診の3次医療機関として対応しています。
心雑音など指摘された場合はぜひ一度この痛くない検査をお勧めします。
※要予約
その他、参考にしてください。
幼児~小学生期の子どもに圧倒的に多く発症するウイルス感染症である「アデノウイルス感染症」。夏場の屋外のプールなどで広く感染するケースが多いことから「プール熱」の原因となるウイルスであり、感染すると主に3つの症状が見られるようになります。
①のどの腫れ・痛み ②目やに・目の充血 ③高熱
この3つの症状を発症する疾患を「咽頭結膜熱」と呼び、夏風邪の代表とも言える疾患です。
アデノウイルスは感染力が強く、「咽頭結膜熱」と診断された場合、文部科学省が登園・登校の禁止を明確に指定しており(第2種伝染病指定)、注意が必要です。
潜伏期間が約5~7日とやや長い傾向にあることも特徴であり、現時点においてはアデノウイルス単体に効果のある抗ウイルス剤はなく自然治癒力による回復を積極的に考えて安静第一の治療が求められます。
大流行する冬が到来する前の10月頃に予防ワクチンを接種するのがお勧めですが、一般的には3~4週の間隔をおいて2回行います。受けていれば完全に予防できるわけではありませんが、インフルエンザにかかってしまったとしても、重症にならずに済むことが多いです。
1歳をすぎた小児であれば接種が可能ですが、かかりやすい1歳から3歳までに受けておくことをお勧めします。(定期接種あり)
ただし、別のワクチン接種後1ヶ月が経過している必要があったり、おたふく風邪などの急性ウイルス病に直近の1ヶ月間にかかっていると接種できませんので、注意が必要です。
後遺症として、難聴が生ずる可能性があります。予防接種を受けてください(任意接種)。
喘鳴、咳があり呼吸が困難状態になります。呼吸をする度に、「ゼー、ゼー」や「ヒューッ」など音をたてるようになることもあります。このような場合はまず主治医に連絡しましょう。
ウイルスや細菌の感染によってかかるもの、アレルギーで起こるものがあり、内服薬で症状を抑え、吸入や投薬で対処をしていきます。症状が重い場合は入院をすることもあります。
例年12月中旬に迎えるノロウイルスのピークを前に、厚生労働省が注意を呼びかけております。国立感染症研究所感染症情報センターによれば、患者報告数は10月29日から11月4日の週までの3週連続で増加しており、過去10年で2番目に多い水準となっております。
ノロウイルスとは乳幼児から高齢者に至る広い年齢層で急性胃腸炎を引き起こすウイルスであり、特徴として(1)「嘔吐が多い」(2)「消毒薬に対する抵抗力が強い」(3)「一度かかっても何度も感染することがある」等があります。
非常に厄介な特徴をもつウイルスと言えますが、感染を防ぐ為、タオルの共有などは避け、食事の前・トイレの後にはせっけんを使って手を洗いましょう。食品の予防として、中心温度が85℃で1分以上になるように、加熱処理を行いましょう。また、便や吐物の処理を行う場合は必ずビニール袋を使用しましょう。二次感染・集団感染を起こしやすいウイルスである為、1人1人が予防を心がけることが大切です。
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